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令和6年度計量検査インターンシップ事前研修2

6月18日に事前研修の2回目が実施されました。

今年度のインターンシップでは、はかりの検査だけでなく、「商品量目検査」も実施します。

計量法にて「特定商品」が正しく計量され、販売されるために「商品量目制度」があります。「特定商品」とは、食肉や野菜、魚介類、牛乳、味噌など、わたしたちの生活と密接に関係する商品として法律で指定された29種類を指します。本制度では、商品に表示されている量と実際の商品の量の差が、法律で決められた範囲を超えないように定められています。この一定の範囲のことを「量目公差」といいます。法律では、内容量が表示量より少ない不足の場合について規定されています。

内容量の不足は消費者が、超過は販売店が損をします。

行政は、販売店へ出向いて立入検査を行い、「商品量目検査」を実施します。

また適正な計量を維持するために、販売店への「指導」も実施しています。

これにより、わたしたち消費者は、表示されている量を信用して商品を買うことができます。

事前研修では、座学の後、実際に販売店で購入した商品を計量し、「商品量目検査」を実施しました。

研修生は今年度の立入検査に同行し、実務を積みます。

正確な計量と商品量目の管理は、当社にも関わりますので、今回の研修で重要性を再認識しました。